夜は、K河さんが去年に引き続き日本の「おせち料理」セットを持参してくれた。また一時帰国から帰ったK野さんも奥様特製の「田づくり」をお土産にやってきた。
常連さんで楽しく屋台のお正月を祝うことができた。
そこで、話題は「おせち料理」それぞれが持つ意味がなにかということになった。知っているようですべてを答えられない。改めて上の写真の10種類を調べてみた。
黒豆 邪気払いの意味と、黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにとの願いが込められている。
高野豆腐 煮含めた高野豆腐に焼き目をつけて楯に見立て、家が守られるように。という祈りを込めたものです。
田作り 片口イワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う。「五万米」の字を当て「ごまめ」とも呼ばれる。
タケノコ たけのこは成長が早いので、子供がすくすく育つように願った。
栗きんとん 漢字では「金団」と書く。黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物。
紅白なます 水引をかたどっているとされ、平安や平和を願う。
海老煮 茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから、長寿でいられるようにという願いが込められている。
煮ホタテ 左右の貝がピッタリ合うのは一つしかないことから、夫婦円満を象徴する縁起物。
昆布巻き 「こぶ」は「よろこぶ」に通ずるとして、縁起が良いとされた。また「子生」と書いて子孫繁栄の願いを込めることも。
里芋 小芋をたくさんつけることから子孫繁栄の縁起物とされる。
意味のあるそれぞれ、日本人らしい発想ですよね。これはタイ語では説明できない!
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