キャプテン・ジェーが正月にコロナ感染で入院し、私にとっては退院後の初の釣行となった。
今回は、初参加の大利さんを含め6人で出港した。

最近、バーンサレー湾内でのイカがほとんど捕れず、キャプテンは、カム島周辺まで遠征して餌のイカを確保してくれた。今回の活きイカは、型が大きく3本針でピッタリサイズだった。数は、多くは取れず20数匹。いつものじゃんけんの結果、私と久保さんがトモを獲得。
午前のポイントでは、まず最初にミヨシの今泉さんにヨロイアジ(ピア)

続いてトモの久保さんにイトヒキアジ

すると今度はミヨシに陣取っていた名人松田さんにイトヒキアジが続けて3つ!!なぜだろう?腕がいい釣り人のもとには魚が集まる。

午前中は、私を含む6人中3人が坊主で終了した。せっかく久し振りにトモを勝ち取った私も落ち込んだ。
午後のポイントでも、私の竿は2回大きくしなったが、2度ともハリスを切らればらした。ほとんどあきらめムードだったのだが、納竿1時間前から異変が起きた。暇つぶしでイカの切り身を付けた胴付き仕掛けで猫餌にするイトヨリを釣っていたのだが、その仕掛けに30センチに満たない可愛いイトヒキアジが食いついた。やる気を取り戻した週刊、竿が大きくしなり60センチのイトヒキアジが上がった。

納竿を前に、これでもまだ終わらなかった。なんと栫井さん、松田さん、私、の3人にほぼ同時に大物がかかった。引きは明らかにイトヒキアジではなかった。キャプテンは、「プラーチョン、プラーチョン(スギ)」と叫んでいた。栫井さんと私は近かったため、栫井さんの魚が私の仕掛けと絡み、私の竿がしなっていると勘違いしたほどだ。
まず最初に、私のスギが上がった。これは他の二人より小ぶりだったからに過ぎない。

その後、栫井さんのスギがやっと近づき、姿が見えた。かなりの大物、おそらく20キロはあろうかと思われた。
キャプテンが「ゆっくり、ゆっくり」と叫ぶ中、あと10メートルのところでハリスが切られ、痛恨のバラシとなった。
その時ミヨシでは、まだ松田さんの格闘は続いていた。さすが名人松田、その大物スギを釣り上げた。帰宅後重量を計測したら17キロあった。

最後の最後で、私が熱中症になり、皆さんに心配かけた釣行となりましたが、夜はあさみに料理を頼み、おでん屋くんちゃんの冷房ルームでみんなと美味しくいただきました。



残ったお魚は、おでん屋くんちゃんで、今日から出します。