軍政は何をしている??

雨季に入った。先週水曜日には、夜中に雷が近くに落ち、多くの電子機器が、過電流により壊れてしまった。金曜日には、屋台営業中に今年初めてのスコールがやってきた。傘を出す暇もなく、いきなり大雨に襲われた。しかし、雨が多くなり、日中はそれまでより大分過ごしやすくなった。例年のこととはいえ、嫌なシーズン到来である。

5月22日のクーデターから17日が経った。その間、軍政が何をしてきたか、バンコク週報の記事を参考にまとめてみた。
全権を掌握した軍が、「国家平和秩序評議会」(NCPO)を設置し、プラユット陸軍司令官が議長についた。NCPOは、タイ国内の治安回復と経済立て直しを優先し、当面軍主導で行うと発表、暫定政権の樹立は先送りとなりそうだ。この2週間で実施したことを箇条書きにしてみた。
1、省庁を大きく3分割し、タイ国軍司令官、空軍司令官、海軍司令官、の3人(NCPO副議長)に監督させる。各省庁は、事務次官が大臣代行となり、政策を立案、実行していく。
2、警察長官、国防事務次官、法務省特別捜査局長といった治安維持の中枢にいた人物が解任され閑職に移動。
3、県知事14人、警察幹部24人が異動処分。これはタクシン派寄りの知事や県警本部長を排除し、タクシン支持活動を押さえ込むのが狙い。
4、クーデターとともに身柄拘束されていたタクシン支持団体幹部を政治活動にかかわらないことを条件に開放した。あのチャトポンも軍と同調する姿勢を示したという。
5、国営企業の経営陣を大幅入れ替え。汚職の摘発と、タクシン派の資金源を断つことが目的。国営企業は全部で63社ある。このうちタクシン政権時に公社から民営化し国営企業となったのは、PTT、タイ航空、CATテレコム、MCOT(旧マスコミ公社)、TOTの5社だが、民営化を利用しての汚職が問題になっていた。

今後、来年度予算編成を行い、治安、経済が安定した後に、暫定首相任命、暫定内閣組閣と平行して立法議会、革命評議会を立ち上げ、憲法改正、選挙制度見直し(おそらくタクシン派が多数とならないような)、警察機構再編、を行った後、総選挙を行う。いつになることやら現在スケジュールはない。どちらにしても、ほとぼりが冷めるまで数年間、軍政でもいいような気もする。ある経済団体の代表は、「各省庁は、政治家がいないほうが実効ある政策を展開できる」と言っているという。

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