「偽物」というタイ語

偽物のことをタイ語で「コン・プローム」とか「コン・ティエム」と言う。「プローム」も「ティエム」も「偽の」というタイ語で、タイ人にどう違うかを聞いても、同じだという。
しかし、使い方には微妙な差があるように感じる。たとえばルイヴィトンの偽物は「コン・プローム」と言い、「コン・ティエム」とは言わない。人工衛星は、「ダオ・ティエム」(偽の星)と言い、合成皮革は「ナン・ティエム」と言う。この場合、ダオ・プロームとかナン・プロームとは言わない。悪意を持って作られたものがプロームで、善意を持って開発されたものがティエムなのかも知れない。偽名は「チュー・プローム」、入れ歯は「ファン・プローム」。先程の理屈だと入れ歯は善意だから「ファン・ティエム」と言う方が正しそうだが、そうは言わない。と言うことは、先程の理論も正しくないようだ。
もう一つ、偽物と言う意味ではないのだが、「アッ」(貼り付ける)をつけてモドキを表現する事がある。例えば、ベニヤ板を「マーイ・アッ」、パンチカーペットは、「プロム・アッ」、タイ人が好きな「カニカマ」は、「プー・アッ」と言うのは面白い。カニが貼り付けられている訳ではないのだが・・・・・。

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