「タン・ダーオ」というタイ語

このシラチャへ来てよく耳にする言葉に「タンダーオ」という言葉がある。
入管などで使う「外国人」という意味だ。
今まで外国というと「タンチャート」とか「タンプラテード」という言葉しか聞いた事がなかった。

シラチャでこの言葉をよく耳にするのは、市場や町の飲食店の従業員や守衛にミャンマー人やカンボジア人が多いからである。タイ人はこの近隣の国の人をタンダーオと呼ぶ。最初は密入国の人を呼ぶのかと思って辞書で調べると「外国」という意味なのである。

それでは、日本人もタンダーオなのだが、聞いてみると日本人や欧米人はタンダーオとは一般的に呼ばないという。ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナム、マレーシア、中国はタンダーオだ言った。
すなわち、一般のタイ人は少し蔑視の意味を含めた外国人を「タンダーオ」と呼ぶようだ。
不思議な言葉である。意味はタンチャートやタンプラテードと同じ意味なのだから。

以前少し書いたが、「バッ・タンダーオ」という外国人証がある。これは県や市が発行するもので、パスポートを持たない外国人がそこで居住し働くことを認める証明書である。それを持っていれば、他の地域への移動はできないが、
その地域では居住も労働もできる不思議なカードなのだ。ならば日本人もこれをもらえばワークパーミットを申請しなくていいかというとそうではないらしい。日本人はタンダーオではないからだという。

何はともあれ、国境を越えてやってきてタイ語を覚えて、出稼ぎに来ている人たちにとっては弱者救済のよいシステムでもあると思う。

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