「ティーナイカー?」

「ティーナイカー?」
「どこですか」という意味だ。
1989年に初めてタイ来た頃、電話をとると相手がこういうのだ。電話をかけた人間が、かかった相手にこういうのだ。最初はめちゃくちゃ驚いた。
普通日本では、「もしもし、○○ですが、△△さんはいますか」とまず自分を名乗るものだが、タイではいきなり「ティーナイカー?」と言ってくるのだ。あまりに腹が立つので「クンペンクライ?トーパイナイ?」(あんたは誰や、どこへかけてるんや?」と答えていた。
昔は、これがルールだったようだ。それ以前の電話事情はとても悪く、かけた電話番号によくかからなかったそうな。タイに来た頃、ホテルから国際電話を申し込むと、1時間2時間待たされるのはざらであった。
かけたい相手にかからないため、電話をかけて繋がると「どこにかかった?」と最初に聞く習慣ができたようだ。
あれから20年経ち、携帯電話が普及し、電話事情が良くなるにつれこの言葉は死語となり聞かなくなった。
時々、携帯に田舎のおばあさんみたいなのから間違い電話がかかり、「ティーナイ?」と言われると、なぜか懐かしい感じがする。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

面白い 面白い

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック