「タトゥー」と「刺青」

先週、タレントりゅうちぇるが見せたタトゥーが批判されたのを受けて、脳科学者 茂木健一郎が、タトゥーを入れている人が温泉やプールの利用を制限されている現状について「いわれなき差別は撤廃するべきだ。インバウンドのお客さんも増えている今、放置すれば日本の国際的恥である」と指摘した。

この記事を読んで、問題の難しさを以前から感じている。タイに住んでるとタトゥーを入れた人を普通に見かける。タイ語では、「サックヤン」と言われる仏教タトゥーから始まって、一般女性のファッションのタトゥーまで、普通に毎日目に入ってくる。
もともとタイ語の「サック・ヤン」というのは、「サック」=タトゥー、と「ヤン」は、サンスクリット語源の「ヤントラ」(家や工場のタンブンの時に坊さんが玄関に描く、魔よけの図)からきてて、要は「ヤントラの刺青」みたいなもの。
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「サック・ヤン」は、タイ人にとって日本人が思う「刺青」とは、かなり認識が異なる。こんな軽いイメージの中、欧米からファッションとしてタトゥーの新柄がたくさん入ってきて、若い男女の間にも大した抵抗もなく入り込んでいった。パタヤあたりでは、スキンヘッドの白人が多くみられるが、皆タトゥーがあり、私みたいな古い日本人が見ると全員プロレスラーだ(笑)
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要はタイでのタトゥーのイメージは、「タトゥー」=「サックヤン」=仏教=僧侶=魔よけから始まっているが、日本人は、一般的に「タトゥー」=「刺青」=ヤクザ=暴力団というタイとは異なる潜在イメージがある。
ゴルフ場でも銭湯でも、市民プールでも、「暴力団の人お断り」とか「柄の悪い人お断り」とか書きたいところだが、なぜか’わかりやすく「刺青の方お断り」となる。いくらそんな時代じゃないんだと言われても、じゃ全部OKかというとそうもいかない日本人に根付いた先入観がある。
しかし実際、人を見て、タトゥーの柄をみたら、この人はヤクザ、この人はミュージシャン、この人は普通の人、と識別できる。少なくとも私はできる。ところが、ゴルフ場でその区別をして入れたら、ヤクザが怒るよね。
この問題、東京オリンピックを控え、論争を巻き起こすとは思うが、どうなりことやら・・・・
でもタイに住んでると、自分も少し入れてみたいなと思わない???
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