「反省する」というタイ語

日本語とタイ語には細かなニュアンスの違いがある。以前紹介した「パヤヤーム」(頑張る)という言葉もその一つだ。普段よく使っていて、どうも真意が伝わっていないと思う言葉に「ピチャラナー・トアエーン」と言う言葉がある。これは「反省する」と辞書では訳されている。
広辞苑で「反省」を調べると、「自分の過去の行為について考察し、批判的な評価を与える」と書かれている。ところがタイ語の「ピチャラナー・トアエーン」とは、直訳すると「自分自身を検討する」となる。
おそらく、「批判的な評価」を与えるとは限らないのだと思う。「もっと、反省しろ!」と言う意味で、「ピチャラナー・トアエーン」を使うのだが、大半は結果的に「自分を振り返ってみたが、やはり他の要素の方が悪かった」となってしまうのだ。だからと言って「反省しろ」と言うときに「自分が間違ったのだから、その間違いを素直に認めて、次からはどうしたらいいのか自分で考えてみなさい!」とご丁寧に言うと、「私だけが悪かったわけではない」と返ってくる。

なかなか、言葉は難しい!!



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